6. 推薦状


推薦状とは

推薦状は職場の上司や大学時代の恩師などから、「いかにこの受験生が素晴らしいか」について、ビジネススクール側に訴えてもらうものです。大学を卒業して何年もたった受験生の場合は仕事関係の推薦者で固めることが多いようです。学校によって必要とする推薦状の数には違いがありますが、ほとんどの学校が1−3通の間であったと記憶しています。

推薦状対策

これは特に対策と呼べるほどのものはないのですが。

あなたが私費であるか派遣であるかで推薦状の扱いはまったく変わってくるものと思われます。私は私費であったため、上司に推薦状を依頼することは一種のギャンブルでもありました。ちなみに、私は直属のマネージャー、その上のゼネラルマネージャー、そして会社の元人事マネージャーでその当時転職してベンチャー企業でディレクターをしていた方の三名にお願いしました。幸い、上司二名とも入社以来の長い付き合いで私のことをよく知っていいただいており、なおかつ理解のある方だったので、「推薦状を依頼しても留学そのものに反対されたりはしないだろう」という見込みのもとに、春頃「実は。。。」と退職しての留学を検討していること、ついては推薦状をお願いしたいこと、を切り出しました。二人とも「本当にそれでいいのか」などと心配してくれましたが、最終的には推薦状を書くことに同意してくれました。この点、私は私費としては非常に恵まれていたといえるでしょう。しかし、上司に推薦状を依頼しても反対される可能性の高いような方は、結局すべて社外の方で推薦者を固めていたようです。

ちなみに、私は三名中二名の推薦状は自分で原案を作って内容をチェックしていただく方法を取り、一名の方にはご自身で書いていただきました。尚、推薦状についても予備校でカウンセリングを受けることはできます。