5. レジュメ


レジュメとは

レジュメは日本語で言うと履歴書ということになりますが、相当イメージは違います。淡々と事実・経歴をつづる日本語の履歴書と違い、レジュメでは「こんなことをやった」という成果をたった一枚の紙の上に、これでもかとばかりに強調します。日本人の常識からいうと、やや気恥ずかしいようなことも(自分を誉めまくるような内容を)時には書かねばなりません。ほとんどのビジネススクールでアプリケーション書類と同時にレジュメの提出を求められますし、アプリケーション提出前にインタビューの申し込み時などにもレジュメの提出が必要なことも多いようです。また、インタビューの際にもレジュメを片手に質問をされることが多くあります。ある意味では、もっとも活躍の機会の多いレジュメですので、かなり力を入れて納得のいくものを仕上げる必要があるでしょう。

レジュメ対策

エッセーカウンセリングと合わせてレジュメカウンセリング(通常エッセーカウンセリングの最初にやることが多い)を提供している受験予備校が多いようです。私もこれを受けました。最終的に二校のカウンセラーから合計5時間のカウンセリングを受けたので、レジュメだけに相当お金をつぎこんだかたちになっています。しかし、このカウンセリングは費用対効果は相当高かったように思います。細かな単語の使い方やレジュメで強調する項目の選び方などはカウンセリングを通じて勉強になりましたし、インタビューの場で、アドミッションから「よくまとまったいいレジュメですね」と言われたことも二度ありました。英語力にいまひとつ自信のない方はもちろんですが、帰国子女の方でもカウンセラーを含めた第三者のアドバイスを受けることは決して無駄にはならないと思います。